フィリピン初心者必見!旅行前に知っておきたい注意すること6選!

 初めてのフィリピン滞在。観光ではなく、1か月という少し長めの期間を現地で過ごしたからこそ、気づいたことがたくさんあります。

 日本とはちがう日常、そして「これは知っておくべき」と感じた注意点も少なくありませんでした。

 この記事では、フィリピン初心者の方に向けて、実際の滞在経験をもとに「旅行前に知っておきたい注意点6選」を紹介します。

 これからフィリピン旅行や中・長期の滞在を予定している方は、ぜひ参考にしてみてください。

目次

フィリピン旅行中、夜の外出は危ない?

フィリピンでは、現地の人ですら夜にひとりでコンビニに行くのを避けるほど、夜間の外出はリスクが高いです。私自身も外出するときは友達と二人以上で行動し、夜の8時30分までには、必ず家に帰らなければいけませんでした。

また、下記の写真のように街灯がない道もあります。

都市部では、スリや強盗、銃を使った事件も報告されています。夜は人通りも少ないためコンビニなどのちょっとした買い物でも明るいうちに済ませるようにしましょう。

フィリピンのスラム街

水道水はNG

フィリピンでは絶対に水道水をそのまま飲まないようにしましょう。

現地の人も基本的にボトルウォーターやウォーターサーバーの水を飲んでいます。なぜかというと、水道水には細菌やウイルスが含まれている可能性があり、慣れてない日本人の体には負担になることが多いからです。

こんな水にも注意

  • 歯磨きの水(できればミネラルウオーター使用を)
  • レストランの無料の水(ローカル店ほどリスク高)
  • 氷入りの飲み物(製氷に水道水を使っている場合あり)

物乞い

フィリピンを訪れたとき、小さな子供たちが通行人に水を売っている光景えお実際にみました。私の体験では、日中の暑い時間帯にペットボトルを持った青年が渋滞している車を縫うように売っていました。これは単なる小遣い稼ぎではなく多くの場合家計を支える手段です。

正直、現地で水を買ってあげたくなる気持ちは強くありました。しかし、一度でも買ってしまうと「買ってくれる人」として見られ、さらに多くの子供が集まる可能性があります。場合によれば大人が介入することも。そのようなリスクを踏まえて、子供や大人の物乞いから買うことはしないことを薦めます。

お金を持ちすぎるリスク

発展途上国では、日本人が普通に〇〇を持っているだけでも「お金持ち」に見られます。

例えば

  • 財布がパンパンに膨れている。
  • 高価なスマホ(アイフォン)を持っている。
  • 高価なアクセサリーや時計、洋服を持っている。

こうした行動をすることによって、物売りが不当に高い価格を提示してきたり、物乞いの子供が近づいてきます。

対策として、

  • 持ち歩く現金は1,000ペソ~2,000ペソ(4,000円)程度で十分
  • 財布を2つに分ける(表用/予備用)
  • 高額紙幣は宿に置いておくorボディバッグの奥に収納
  • 買い物や移動では「現地人のようにふるまう」意識を持つ

旅行中に「何かあったらお金で解決できる」という安心感は大切ですが、『持ちすぎること自体がリスクになる』という意識も大切です。

野良の犬や猫には触らないで!致命的なリスクも

東南アジアや発展途上国では、街中に野良の犬や猫がたくさんいます。フィリピンもその内の一つです。かわいく見えるかもしれませんが、狂犬病などの致死率100%の感染症を持っている可能性も。噛まれる、引っかかれるだけではなく、なめられた小さな傷口からも感染する危険性があります。

現地の人ですら近づかない場合が多いので、「かわいい」より「距離を取る」が命を守るコツです。

ビーチに寄ってきた犬

荷物管理は‘‘神経質すぎるくらい‘‘がちょうどいい

日本では考えられないかもしれませんが、フィリピンではスリ・ひったくり・置き引きが日常的に起きています。特に観光客は「お金をもってそう」と思われやすく、無防備な瞬間を常に狙われていると考えてください。

リュックは前がけ、ショルダーバッグは体の前で。スマホや財布を机に置いたままはNG!

実践ポイント

  • 常にバッグに手を添える
  • カバンのファスナーにはカラビナをつける
  • ホテルの金庫も過信せず、貴重品は分散して

旅の鉄則:「油断=ターゲット」

どんなに優しそうな人に囲まれても、周囲にいるのが観光客ばかりでも、油断している人ほど狙われます。

ちょっと神経質すぎるかな?

そう思うくらいでちょうどいいんです。荷物が無事でこそ、旅が楽しい思い出になります。

まとめ:楽しい旅行のために、知識と心構えを持って行こう!

フィリピンでは人も自然も魅力的な国。でも、安全は‘‘運‘‘ではなく‘‘準備‘‘で守るものです。事前に少しだけ注意ポイントを知っておくだけで、余計なトラブルを避けて100倍楽しめる旅になりますよ!

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